藤田田さんの勝てば官軍、ユダヤの商法を読みました

画像出典:UnsplashBoshokuが撮影した写真

日本マクドナルドを設立した藤田田さんの書籍を2冊読みました。読んだのは勝てば官軍とユダヤの商法。

最初はユダヤの商法を読みたくて探していたところ、勝てば官軍という本も見つけて購入。この勝てば官軍、という言葉は私が大学自体に所属していた研究室の壁に貼られていたフレーズで、とにかく手を動かすことが大事、ということを身に染みて感じたことから意識しているワードで、それと同じタイトルの本があったので購入。

2つの本は重複する内容も多いですが、ユダヤの商法は藤田田さんが世界中のユダヤ人と商売をした時の経験や教訓が多く、勝てば官軍については日本マクドナルドでのストーリーから始まりビジネス成功に対しての考え方が述べられています。

ご本人は2004年に逝去されており、どちらの本も現在2024年とはかなり違う状況の中書かれた本だと思いますが、当時の為替感だったり日本がデフレ真っ只中だった頃の戦略などなど、時代を感じながら読むことができました。

ユダヤ人について詳しく知っている訳ではないですがビジネスの考え方とか徹底していて、そういった人々から日本人として信頼を得る努力をされていたのだなと、やり抜く人は違うのだなと思います。

勝てば官軍の方では、中古市場のビジネス予測であったり、インターネットの活用、娯楽にもすでに注目されており、ある意味振り返ると答え合わせがされているような気がして、生粋の起業家は恐ろしいなと思います。

どちらの本にも 78:22 の宇宙法則が紹介されていて、これはいわゆるパレートの法則であったり、80:20の法則と同じようなものだと思うのですが、プラスマイナス1を加味しても79:21や78.5:21.5と言っていて、決して80:20とは書いてないところにこだわりというか数字への厳密さを感じました。

読書 藤田田


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