SHOE DOG(シュードッグ)を読みました

画像出典:UnsplashBrennan Burlingが撮影した写真

NIKEの創業物語、SHOE DOG(シュードッグ)を読みました。

Tim Cook, Bill Gates, Warren Buffettなど数々の著名人からも推薦されている本で、気になったので読んでみました。

NIKEの歴史については全然知らなかったのですが、日本との関係性やブランドの歴史を知ることができ、とても臨場感のある本で非常に読み応えがありました。

NIKEの社名が元々ブルーリボン・スポーツだったこと、日本のシューズメーカーのオニツカの靴をアメリカで売るビジネスから始まったこと、NIKEのブランドの命名とギリシャの勝利の女神ニケを連想させること、スウッシュのロゴの謝礼として35ドルを渡したことなどなど、興味深いストーリーが多かったです。

一難さってまた一難といった展開で、特に資金面での大変さを感じることができました。ビジネスをするということは得てしてそうなのかもしれません。 1975年、銀行口座が凍結されFBIへ通知された時に、日本の商社の日商岩井が借金を返済したというストーリーを読んで、信頼というのもがビジネスの上で重要であるという前回の1兆ドルコーチの本で書かれていたことを思い出しました。

また本では製品の話はそこまで多くなかったですが、NIKEが成長するにあったって開発してきたワッフルシューズやエアシューズなどの靴も面白かったです。やはりいい製品がブランドを作るのかなと。

Steve Jobsは生前、NIKEを素晴らしいブランドと言っていた記憶がありますが、AppleとNIKEの上場タイミング同じ1980年12月で、1株 22ドルだったというところも面白い歴史だと思いました。

読書 NIKE


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